ディ・マリア&ポグバの“Wフリー補強”で目指すスクデット奪還 ヴラホビッチもいるユーヴェは脅威だ

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パリで活躍してきたディ・マリアはユーヴェへ photo/Getty Images

チャンスメイクはどう変わるか

近年のユヴェントスはアンドレア・ピルロなどを筆頭に、フリー補強で成果を上げてきた。そして今夏もその流れは続き、フリーでMFポール・ポグバとアンヘル・ディ・マリアを獲得。ネームバリューでは強烈な2人で、フリーで獲得できたのは大きい。

ポグバの場合は古巣復帰となり、指揮官マッシミリアーノ・アッレグリもポグバの特長は頭に入っている。マンチェスター・ユナイテッドでは本領を発揮できなかった部分があるかもしれないが、アッレグリの下では復活する可能性も考えられる。

ディ・マリアへの期待も大きい。パリ・サンジェルマンを離れたディ・マリアは34歳とベテランの領域には入っているが、元より運動量も豊富で怪我も少ない。ウイング、インサイドハーフの両方に入ることができ、とにかくチャンスメイク力が高い。ポグバとともに中盤の主役になることが期待される。
クラブとの契約は2023年までとなっているが、仏『Foot Mercato』はディ・マリアが長期間ユヴェントスに滞在する可能性もあると主張している。ディ・マリアも怪我の少なさでは鉄人タイプと呼んでいい選手で、まだ2、3年はトップパフォーマンスを維持できるか。

前線に構えるドゥシャン・ヴラホビッチを2人がどう活かすのか楽しみだが、このフリー補強は当たるのか。スクデット奪還へカギはフリーでやってきた2人が握っている。

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