同期の守田英正と日本代表の中盤を担うために 川崎の14番がE-1選手権で飛躍となるか

今季から14番を背負う脇坂 photo/Getty Images

谷口、山根とともに選出された脇坂

E-1選手権を戦う日本代表が発表され、川崎フロンターレから脇坂泰斗が選出された。谷口彰悟、山根視来といった代表常連組のチームメイトとともにFIFAワールドカップを戦う日本のメンバー入りを果たすことができるだろうか。

今季から中村憲剛氏の14番を引き継いだ脇坂は、司令塔として川崎の中盤をけん引。3連覇を狙う川崎で、中盤から高精度のパスを供給していく。ここまで18試合2得点6アシストと攻撃的なチームの得点を創出している。

脇坂は2018年に阪南大から川崎へ加入し、主力の座をつかんだMFだ。川崎でともにプレイした田中碧や三笘薫などが日本代表でレギュラーとして活躍しており、脇坂も彼らと同じサムライブルーのユニフォームを着てピッチに立ちたいところだろう。
さらに日本代表の中盤の主力となり、今夏にはサンタ・クララからスポルティングCPへと移籍を決めた守田英正は、脇坂と同期入団のMFだ。脇坂は阪南大、守田は流経大と大学は違えど、同い年の大卒選手であれば負けたくない気持ちはあるだろう。守田とともに日本の中盤を担う姿にも期待したい。そのためにはE-1でアピールが必要だ。

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