スアレスの行き先は2週間以内に決定 稀代のストライカーは欧州残留が濃厚

今季のスアレスはどこでプレイするのか photo/Getty Images

南米行きが濃厚と見られていた

アトレティコ・マドリードとの契約満了により、現在フリーとなっているFWルイス・スアレス。ここに来てヨーロッパに滞在する可能性がより高まっているようだ。

リヴァプールやバルセロナ、アトレティコ・マドリードで世界屈指のストライカーとしてゴールを量産してきたスアレス。昨季もリーグ戦35試合11ゴールの活躍を見せたが、アトレティコとは契約を更新せず、現在新たなクラブを探している状況だ。

最近まではアルゼンチンのクラブ、リーベル・プレート行きが有力と見られていたが、つい先日、このチームは南米王者を決めるコパ・リベルタドーレスの決勝トーナメント1回戦で敗退してしまい、今季の優勝はなくなった。同大会制覇を目標にリーベル・プレートへ移籍しようとしていたスアレスは、この結果を受けて移籍先を見直すことにしたようだ。

スペイン『MUNDODEPORTIVO』によれば、彼はすでにヨーロッパでプレイを続けるつもりだと話しており、ここ数日でリーベル・プレートの他、クルス・アスル、デポルティーボ・トルーカ、モンテビデオ・ワンダラーズといったアメリカ大陸の計4チームに断りを入れていることが明らかになった。

さらにスアレスは、およそ2週間以内に移籍先を発表すると期限を決めた模様。スペイン、イタリア、オランダの3カ国からのオファーを検討しているというが、選手本人は「破談になってしまったら困るから」とクラブ名を明かさないことにしているようだ。

フローニンヘンでプレイした2006-07シーズン以来、ヨーロッパで活躍を続けるスアレス。全盛期ほどの輝きは見せられないかもしれないが、環境や起用法次第ではまだまだ脅威を与えられるはず。35歳のベテランストライカーは、一体どこに新天地を求めるのだろうか。

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