バルセロナで5試合しか起用されなかったDFがフランスで復活 “謙虚さ”を取り戻したトディボの現在地

ニースで躍動するジャン・クレール・トディボ photo/Getty images

リーグ・アンでの最少失点に貢献した

昨季はリーグ5位とここ数シーズンでは最も優秀な成績でシーズンを終えたニース。アミーヌ・グイリをはじめ優秀な若手を多く保有しており、英『The Sun』によればDFジャン・クレール・トディボにマンチェスター・ユナイテッドやニューカッスルが興味を示しているようだ。またセビージャやナポリも関心を寄せており、夏の人気銘柄となっている。

フランスのトゥールーズでプロとなり、2019年にバルセロナに引き抜かれたトディボ。大きな期待を寄せられた守備者だが、バルセロナでプレイしたのは5試合のみであり、シャルケ、ベンフィカへのローンを経験し、2021年に加わったニースで継続した出場機会を得ている。昨季は36試合で1ゴールと主力としてピッチに立っており、元バイエルン・ミュンヘンのダンテと共にリーグ最少失点の守備陣を形成した。

「謙虚さ、真剣さ、そしてプロとしての自覚を失っていた」
西『MARCA』にてトディボはバルセロナでの失敗をこう振り返っている。その後再びフランスで評価を高めており、プレミアリーグのクラブから関心を持たれる選手にまで成長している。

バルセロナが獲得に至ったようにそのポテンシャルは本物だ。守備の強度が高く、昨季のニースではクリア成功数(128回)、インターセプト数(51回)と2つのスタッツがチームトップの数字だった。189cmの長身もトディボも強みの一つであり、ハイレベルな守備者として地位を確立している。

バルセロナでの失敗もあって評価を下げるも、再びトディボのキャリアは上を向き始めた。22歳という若さも各クラブが興味を示す一つの要素であり、22-23シーズンはどのクラブでプレイするのだろうか(データは『SofaScore』より)。

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