衝撃の“エル・ニーニョ劇場”の始まりから15年 今も語られるF・トーレス全盛期の凄さ

リヴァプールでは大活躍だったF・トーレス photo/Getty Images

リヴァプールでの時間は特別

今から15年前の2007年7月4日、この日はアトレティコ・マドリードからFWフェルナンド・トーレスがリヴァプールへ移籍した日だ。

もうあれから15年の時が経ち、トーレスはサガン鳥栖でもプレイした後に現役を引退した。アトレティコでデビューした当初のトーレスも衝撃的ではあったが、おそらくキャリア最高の輝きを放っていたのはリヴァプール時代だろう。

移籍初年度の2007-08シーズンにはいきなりリーグ戦で24ゴールを記録しており、これはトーレスにとってキャリアハイの数字だ。当時攻撃的な位置で起用されていたスティーブン・ジェラードとの相性も抜群で、トーレスが在籍していた頃のリヴァプールもリーグ制覇に近づいた。

2009-10シーズンは22試合の出場に留まりながらも18ゴールを奪うなど、当時のトーレスはワールドクラスの点取り屋だったと言える。スペイン『Mundo Deportivo』もトーレスが世界的スターになった舞台がリヴァプールだったと振り返る。

この期間にはスペイン代表でもEURO2008、2010年のワールドカップ・南アフリカ大会制覇を経験しており、クラブと代表の両方で最も充実した時間だったのではないか。

その後はチェルシー、ミラン、アトレティコへの復帰も果たしたが、リーグ戦で二桁得点を奪えたのはアトレティコ時代の2015-16シーズンだけだ(11ゴール)。

全盛期と呼べる時間はそれほど長くなかったかもしれないが、リヴァプールでのパフォーマンスを世界のサッカーファンは忘れないだろう。圧倒的なスピード、大一番で決め切る勝負強さと得点力を併せ持つ特別なストライカーだった。

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