“アジア最高のFW”がリヴァプールに移籍していた可能性も 23ゴールを挙げ絶好調だった21-22シーズン

充実したシーズンを過ごしたソン・フンミン photo/Getty images

得点王を獲得したソン・フンミン

プレミアリーグでは4位に終わった今季のトッテナム。前ヌーノ・エスピリト・サント政権では難しい時期が続いたが、アントニオ・コンテが途中から就任し、チームを立て直した。

最終的にはライバルであるアーセナルを押しのけ、4位と来季のCL出場権が得られる順位を確保したわけだが、素晴らしかったのはソン・フンミンの活躍だ。特に2022年となってからはゴールを量産。2022年だけで15ゴールを決めている。しかもPKからのゴールはゼロであり、すべて流れの中から得点を奪った。

そんなソンだが、来季リヴァプールに行く可能性があったようだ。英『90min』ではリヴァプールがオファーを準備していたと報じている。スパーズが4位でフィニッシュし、CL出場権を獲得したためその話は白紙になったようだが、もし4位以下で終わっていれば来季赤いユニフォームに袖を通していた可能性はある。
リヴァプールがソンを狙うのも納得できる。左ウイングの選手で、退団が濃厚とされるサディオ・マネの穴を埋めることができる。29歳と若いプレイヤーではないが、得点力、スピード、テクニックがずば抜けており、プレミアで最高の左ウイングだ。しかも離脱することはほぼなく、シーズンを通して計算できる。

今季はコンテが来たことで後方が安定し、前線の強力なFW陣がより生かされることになった。特に影響を受けたのはソンであり、23ゴールと素晴らしい成績を残した。衰えを感じさせない選手であり、来季も得点王争いに割って入ってくることになるだろう。

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