ウルブズ戦で途中交代となったチアゴの状態は レアルとの大一番を前に中盤の離脱者増加

前半でピッチを退いたチアゴ photo/Getty Images

ファビーニョはウルブズ戦でベンチ外に

リヴァプールはプレミアリーグ第38節でウォルバーハンプトンと対戦し、3-1と逆転勝利で最終戦を飾った。この試合で同点ゴールをアシストしたチアゴ・アルカンタラだったが、前半終了間際に自らピッチを出ると、ハーフタイムでジェイムズ・ミルナーと交代した。

今季は加入2年目でリヴァプールの中盤でキーとなっているチアゴ。攻守において高い貢献度を誇るだけにUEFAチャンピオンズリーグ決勝のレアル・マドリード戦へ出場できないとなれば、チームにとっては大きな痛手だろう。来週へと迫った大一番を前にチーム一の司令塔が出場できるかどうかが懸念されている。

地元紙『Liverpool Echo』では、ユルゲン・クロップ監督がチアゴについて「(状態は)よくないが、それ以上は言えない」とコメント。ただ試合後には「家族と一緒に居て小さな女の子を肩に乗せて歩くことができていた」と状態について明かしており、ひどい怪我ではないことを伝えている。

現在チームではファビーニョが離脱しており、FAカップで負傷したフィルジル・ファン・ダイクとモハメド・サラーもサブからのスタートとなった。このタイトルがかかる重要な時期に攻守で主軸となるメンバーが出場できない状況はチームにとっては非常に痛い。総合力で複数タイトルを手にした今季のリヴァプールは、強敵・レアルに対してどのようなメンバーを組むのだろうか。

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