怪我とFW陣覚醒で序列下がるも フィルミーノが見せる唯一無二の存在感

久々の先発となったフィルミーノ photo/Getty Images

セインツ戦でスタメン

リヴァプールはプレミアリーグ第37節でサウサンプトンと対戦。1点を先制される展開も2ゴールを返して2-1と勝利した。3トップの中央で存在感を発揮したのがロベルト・フィルミーノである。

今試合は9人ものメンバーを変更したリヴァプール。3トップには右から南野拓実、フィルミーノ、ディオゴ・ジョタの並びとなる。フィルミーノはフィジカルを生かして前線の起点となると、彼を経由してチャンスを創出。同選手も逆転勝利に貢献した。

そんな今試合は、デュエル勝利数「5」を記録するなど球際の強さを見せる。さらにドリブル成功数も「4」を数えるなど、技術力の高さで起点となった。今季は怪我の影響もあり、先発はわずか10試合にとどまる。その中で得点も5ゴールと苦しいシーズンを送っている。さらにジョタやサディオ・マネといったFW陣が中央で輝きを放ち、ルイス・ディアスの加入で前線のスタメン争いが激化。フィルミーノも序列が下がってきているのだ。

ただ彼のポジショニングの上手さは他のFW陣にはない大きな武器だ。彼と同じ役割ができる選手は世界中を見てもいないかもしれない。リヴァプールに残されたタイトルがかかった2試合で、フィルミーノの力が必要になる瞬間が来るはずだ(データは『SofaScore』より)。

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