鎌田大地がハットトリックなら追い越せるが…… 右サイドバックが《EL単独得点王》の衝撃 

レンジャーズの得点源となるタヴェルニエ photo/Getty Images

レンジャーズを決勝へ押し上げる原動力に

ヨーロッパリーグのファイナルがフランクフルトVSレンジャーズのカードになるとは、少々意外だった。

決勝トーナメントが始まる段階ではバルセロナが1番人気、それをアタランタやウェストハム、レヴァークーゼンといった第2集団が追うというイメージだったこともあり、この決勝カードを予想していた人は少なかっただろう。

何より予想外だったのはスコットランドのレンジャーズ躍進だ。ファイナルではフランクフルト有利との見方もあるかもしれないが、不気味なのはレンジャーズが同じドイツ勢のドルトムント、ライプツィヒを撃破してファイナルへ進んできたことだ。チームが違うとはいえ、ドイツ勢に苦手意識がないのは明らか。

英『BBC』もその点を考慮し、ファイナルではレンジャーズの方が勝利に近いのではないかとの考えまで示している。フランクフルトがバルセロナ、ウェストハムといった優勝候補を撃破してきたのも見逃せないが、レンジャーズの勢いは侮れない。

中でも警戒すべきは、右サイドバックながら大会得点ランク首位となる7ゴールを記録するレンジャーズDFジィイムズ・タヴェルニエである。

準決勝2ndレグのライプツィヒ戦でも得点を記録するなど、タヴェルニエは現代でも屈指の得点力を持つサイドバックと言える。

得点ランクではチームメイトのFWアルフレッド・モレロス、さらにフランクフルトより日本代表MF鎌田大地が5ゴールを挙げているが、ファイナルの一発勝負でタヴェルニエの数字を抜くのは難しいだろう。このままいけば右サイドバックの選手が大会得点王ということになる。

データサイト『WhoScored』によれば、DF登録の選手が欧州カップ戦で得点王を獲得するのは1993-94シーズン当時バルセロナでプレイしていた元オランダ代表DFロナルド・クーマンまで遡る。

フランクフルトは何よりもタヴェルニエの攻め上がりをケアする必要があり、サイドバックが1つのカギとなるだろう。予想の難しい戦いだが、果たして頂点に立つのはどちらか。

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