久保建英との元同僚対決で復帰も 指揮官が期待するファティの新たな起用法は?

長期離脱から復帰を遂げたファティ photo/Getty Images

75分から出場したファティ

バルセロナはリーガ・エスパニョーラ第34節でマジョルカと対戦。勝利が欲しい一戦でバルサは、2-1で勝ち点3を手に入れたこの試合で大きなニュースといえばナンバー10の復帰だろう。

怪我により長期離脱していたアンス・ファティが、昨年11月以来、6ヵ月ぶりにピッチに立った。ピエール・エメリク・オバメヤンと交代で入ると、準備の段階から駆け付けたファンがスタンディングオベーションで迎え入れる。バルセロナのカンテラでチームメイトだった久保建英との対決となるなど、大きな話題となった。

そんなファティは復帰戦の今節で、3トップの中央でプレイした。ファティといえば、スピードとドリブルを生かしたサイドからの攻撃が魅力だ。しかし、そういったプレイよりも指揮官は彼をゴール近くでプレイさせたい思惑がある様子だ。
実戦復帰を果たしたファティだが、まだ100%のコンディションとはいえないだろう。スペイン『MARCA』でシャビ・エルナンデス監督が「彼はペナルティエリア内でプレイする必要がある」と伝えており、マジョルカ戦でも中央で起用。今試合は得点に絡むプレイは見せられなかったが、指揮官は彼の得点力にも大きな期待を寄せている。今後もこの位置での起用が主となってくるかもしれない。

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