14ゴールのヴィニシウスに、加入濃厚のムバッペ 左サイドで躍動したロドリゴの険しすぎるこれからの道

左サイドで躍動したロドリゴ photo/Getty images

左サイドでの輝きは抜群だが、ライバルは強力すぎる

5日のマンチェスター・シティ戦に向け、エスパニョール戦は大幅なターンオーバーを敢行したレアル・マドリード。カリム・ベンゼマ、ヴィニシウス・ジュニオールら主力をベンチスタートにし、それでも4-0と圧勝でリーグ制覇を決めている。主力の温存成功、リーグ優勝と素晴らしいゲームとなったエスパニョール戦ではロドリゴがヒーローとなった。

ブラジルの名門サントスから2019年にやってきたロドリゴ。今季はリーグ戦29試合出場で3ゴール3アシストと数字を残しており、リーグ制覇に貢献している。エスパニョール戦でも左サイドからの素晴らしい突破から2ゴールを決めており、自身の実力をアピールしている。各方面からの評価は高く、西『MARCA』では「マルコ・アセンシオらと共に攻撃をけん引していた」、SNS上では「ロドリゴが左サイドから起点を作っていた」と称賛の声が寄せられている。

しかし、左サイドにはヴィニシウスがいるため、ロドリゴが継続して左で起用されることは少なく、リーグ戦では12試合で右サイドから先発している。が、右サイドでは攻撃での迫力が物足りないとの声が多く、実際に右サイドで先発した今季のリーグ戦では1ゴールしか挙げられていない。

ヴィニシウスはドリブルでの突破が主な武器に対し、ロドリゴはドリブル以外にも動き出しなど引き出しは多いように思える。実際にエスパニョール戦では多彩さを見せており、ヴィニシウスと張りあえるように見えるが、ゴール数での差は大きい。ヴィニシウスはリーグ戦で14ゴール9アシストを記録しており、得点への関与が多い。もちろん、ベンゼマという相棒の存在もあるが、ロドリゴとしては難しいところだ。

また、来季にはパリ・サンジェルマンからキリアン・ムバッペがやってくる可能性が高い。左ウイングとセンターフォワードで起用されることが多い選手で、そうなればロドリゴとしてはヴィニシウス、ムバッペとポジションを争う必要がある。だが、現実的に考えて左サイドでポジションを奪うのは不可能に近い。そのため、険しい道のりとなるが、このまま右サイドの選手として技を磨くのがベストか。守備での献身性が頼れるものがあり、まだ21歳と見限るのは早い。

さすがスペインの強豪レアルということもあってポジション争いは熾烈だ。ロドリゴも左サイドで自身の能力を最大限に生かしており、これからの成長が非常に楽しみである。

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