C・ロナウド獲得も、勝ち点&失点が“ワースト”の可能性あり? 残り3試合でマンUが避けたい不名誉な数字

思うように順位上がらぬマンU photo/Getty Images

期待とは程遠いシーズンに

今季よりクリスティアーノ・ロナウドも復帰し、DFラファエル・ヴァランにFWジェイドン・サンチョも加わって戦力アップしていたはずのマンチェスター・ユナイテッド。しかし、現状は35試合消化時点で勝ち点55しか獲得できていない。

リーグ戦も残すところあと3試合だが、この3試合に勝利しなければ不名誉な記録が更新されることになる。それは、マンUにとってのプレミアリーグ史上最低勝ち点の更新だ。

プレミアリーグがスタートして以降では、アレックス・ファーガソン氏からデイビッド・モイーズに交代した2013-14シーズンにクラブワーストとなる勝ち点64という数字を残してしまった。今季は残り3試合の時点で55ポイントとなっているため、3連勝しても2013-14シーズンの数字に並ぶことしかできない。それでもワーストを更新するよりはいいだろう。意地にかけての3連勝が必要だ。
記録といえばもう1つある。失点数だ。こちらは2018-19シーズンに喫した54失点がプレミアリーグでのクラブワーストとなっており、今季は現時点で52失点だ。本日のブレントフォード戦、7日のブライトン戦、22日のクリスタル・パレス戦のラスト3試合は勝利すると同時に、失点も抑えておきたい。

シーズン途中には指揮官も交代し、優勝争いから早々に脱落するなど苦いシーズンとなってしまったマンU。来季からはエリック・テン・ハーグを迎えることになるが、少しでも良い形で2021-22シーズンを終えておきたい。ラスト3試合に期待するは攻撃陣の爆発と、守備陣によるクリーンシート達成での3連勝だ。

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