プレミア史上最高のスペイン人は誰? “魔法使い”と称賛されシティに大きな影響を与えた21番を背負うレフティ

レアル・ソシエダとの契約を延長したダビド・シルバ photo/Getty images

シティやソシエダでは21番をつけている

長くプレミアリーグのマンチェスター・シティでプレイし、その後は母国のレアル・ソシエダに所属クラブを移したダビド・シルバ。バレンシア以来となるリーガ・エスパニョーラ復帰となったが、今季はリーグ戦22試合に出場して1ゴール3アシストを記録。リーガ6位と善戦するチームの攻撃面を支えている。

そんなシルバはソシエダとの契約延長を発表。2022年までの契約だったが1年間延長し、来季終了後までクラブでプレイすることになった。SNSでの発表の際にはシルバのニックネームである「魔法使い」に合わせてトランプを使った演出が行われている。

シルバを称賛する声は多く、英『Squawka』ではプレミアリーグで最も活躍したスペイン人は誰という特集を行っており、シルバが見事1位となった。ランキングにはアーセナルとチェルシーでプレイしたセスク・ファブレガス、アーセナルでプレイしたサンティ・カソルラ、マンチェスター・ユナイテッドのダビド・デ・ヘアがいたが、彼らを抑えてシルバがトップに立っている。

2010年にバレンシアからシティに移籍し、10年間在籍したシルバ。シティでは436試合プレイしており、77ゴール140アシストを記録している。その間にはFAカップやリーグカップ、プレミアリーグを4度制しており、セルヒオ・アグエロやヴァンサン・コンパニ、フェルナンジーニョと共にクラブの成長期を支えている。

元スペイン代表MFの強みはライン間でのポジション取りと柔らかいボールタッチ、そこからのスルーパスや推進力のあるドリブルだ。シティ時代はトップ下、ジョゼップ・グアルディオラ監督がやってきてからはインサイドハーフを務めており、アタッキングサードでの崩しを担当していた。170cmと決して大柄ではないが、懐の深いドリブルでどんどんボックス内に侵入し、クロスやシュートでゴールに絡んでいく。シティの晩年ではベンチスタートも増えたが、ペップが来る前はとりあえずシルバにボールを預けるという攻撃の形が見られており、それで成立していたのだから彼の凄さは別格である。

また、シルバ退団以降はシルバの後継者と呼ばれる選手がアカデミーから複数出てきた。フィル・フォーデンやジェイムズ・マカティ、コール・パルマーらである。彼らはみな左利きで攻撃的なポジションでプレイする。ライン間でボールを受けてはたくのが得意であり、まさにシルバを見ているようだ。フォーデンはすぐに独自のスタイルを生み出したが、マカティやパルマーはここからどのように成長していくのか。

シティに10年間在籍し、チームに大きな影響をもたらしたシルバ。36歳と大ベテランの領域に突入しているが近年は選手寿命が延びており、これからの活躍にも十分に期待できそうだ。

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