イニエスタ、カソルラとともに続く“スペイン黄金MF”の躍動 36歳なのにD・シルバは「26歳のよう」

ソシエダで活躍続けるダビド・シルバ photo/Getty Images

年齢重ねても技術は衰えない

さすがにマンチェスター・シティ時代に比べると話題に挙がる機会は減ったが、今もリーガ・エスパニョーラで輝きを放ち続けているのがレアル・ソシエダMFダビド・シルバ(36)だ。

2000年代後半より始まったスペイン代表黄金期を支えたメンバーの1人でもあるシルバは、10日のエルチェ戦でも2アシストを記録。今季は筋肉系の故障で何度か離脱しているが、やはりコンディションが整っている時のシルバはまだまだ違いを生み出せる。

ヴィッセル神戸では先輩のMFアンドレス・イニエスタ(37)、カタールのアル・サッドではサンティ・カソルラ(37)が活躍しているが、彼ら元スペイン代表のベテラン戦士たちが活躍を続けられるのは確かなテクニックがあるからなのだろう。年齢を重ねてスピードを失ったとしても、スペイン黄金期を支えた中盤戦士たちは圧倒的な技術力で中盤を支配できてしまう。
スペイン『as』によると、ソシエダを指揮するイマノル・アルグアシルもシルバのことを若者のようだと絶賛する。

「彼は若い少年のようだね。彼が与えてくれるものを考えると、チームにとって非常に重要だ。彼のような選手がいてくれて嬉しいよ。今後も彼と続けたいと願っている。彼は36歳だが、まるで26歳のようだよ」

現在ソシエダは31試合を消化した段階で勝ち点54を稼いで6位につけており、4位アトレティコ・マドリードとは3ポイントの差しかない。まだまだチャンピオンズリーグ出場権を狙うことは可能で、そこへ辿り着くにはまだまだシルバの左足も必要だ。

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