最終ラインから先制点の起点にも 攻守で浦和に欠かせない存在となったショルツの安定感

守備の要となっているショルツ photo/Getty Images

江坂のゴールでは楔のパスを出す

浦和レッズはJ1第3節で湘南ベルマーレと対戦し、2-0で勝利した。この試合でアレクサンダー・ショルツは最後尾からチームを支え、攻撃でも存在感を見せた。

ショルツは16分の先制点のシーンでボールを運びながら前線へ楔のパスを送る。ボールを受けた江坂任から左サイドバックの大畑歩夢へと展開され、最後は折り返しを江坂が決めた。最終ラインから守備だけでなく起点となるパスを供給するなど、浦和にとってショルツは欠かせない存在となっている。

また守備でも安定感を見せて湘南を完封。ピンチのシーンはほとんど作らせず、ゴールを狙いにウェリントンを投入するも自身の特長である対人の強さを活かして仕事をさせなかった。

前節の川崎フロンターレ戦でも得点王のレアンドロ・ダミアンに何もさせずに封じており、ショルツはリーグトップクラスのセンターバックと言ってもいいだろう。そんな浦和のディフェンスリーダーが、初勝利で勢いに乗り、今後も上昇していくチームを攻守で支える。

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