自らの武器を活かして相手エースを完封 クロップ監督が重宝するコナテの起用法

相手FWを完封したコナテ photo/Getty Images

アントニオに仕事をさせず

リヴァプールはプレミアリーグ第27節でウェストハムと対戦。虎の子の1点を守り切り、1-0と勝利を果たす。センターバックでフィルジル・ファン・ダイクとコンビを組んだのは、今シーズンからリヴァプールに加入したイブラヒマ・コナテだ。

ジョエル・マティプやジョー・ゴメスといった実力者が揃う中で、今試合はスタメン出場を果たしたコナテ。対峙したマイケル・アントニオに対し、フィジカルの強さを見せつけて決定機を作らせず。相手のエースを封じ込む活躍で勝利に貢献した。

そんなコナテはデュエル勝利数「5」を記録するなど、強さを全面に押し出してウェストハム攻撃陣を苦しめた。またロングボールも4度成功しており、攻撃でも起点となるプレイを見せている(データは『SofaScore』より)。

今季リヴァプールへ加入し、要所で輝きを放つ同選手。UEFAチャンピオンズリーグの決勝トーナメント1回戦のインテル戦では、エディン・ジェコとの競り合いにも負けず完封勝利に貢献するなど、フィジカルの強いFW相手には彼の本領が発揮される。アントニオに対しても大きな存在感を放ったコナテは、ユルゲン・クロップ監督の大事な一手なのだ。

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