F・マリノスに現れた将来が楽しみな18歳 山根陸は喜田ら主力組を脅かす存在になれる

神戸戦でのパフォーマンスを継続できればトップチームでも出番を得られる photo/Getty images

物怖じしない冷静さが彼の武器だ

明治安田生命J1リーグ第10節、横浜F・マリノス対ヴィッセル神戸の一戦は2-0でホームチームが勝利を挙げている。

F・マリノスとしては1-3で敗戦となった柏レイソル戦から大幅にメンバーを変更。最終ラインにはベテランの實藤友紀が入り、ボランチは新加入の藤田譲瑠チマ(20)と今季トップチーム昇格した山根陸(18)がコンビを組んだ。

喜田拓也、渡辺皓太、岩田智輝の主要ボランチ3人が不在で、さらに相手が昨季のリーグ3位である神戸が相手と厳しい戦いが予想されたが、勝ち切れたのはこの若手のボランチコンビの貢献が大きい。特にトップチーム初先発の山根には驚かされた。

小学年代からマリノスの下部組織でプレイする山根。U-18日本代表候補に選ばれている逸材であり、トップチーム昇格も納得だ。

結局は初先発でフル出場と最後まで走り切った山根だが、目立ったのは危機察知能力の高さだ。前半14分には武藤嘉紀のフィニッシュを防ぎ、後半にボックス内でのこぼれ球を拾ってクリアしたのも山根だ。スタッツではインターセプト3回、タックル成功1回、クリア2回、シュートブロック2回と数字を残しており、彼の守備能力の高さがわかった。この冷静さはビルドアップでも生かされており、リズムよくパスをつなぐ。この日トップ下に入った西村拓真には何度もパスが入っており、そこから攻撃のスイッチが入っていた。

試合後にはチームメイトの西村から「キャンプからすごいと思っていた。何も物怖じせず、いつも通りのプレイを見せてくれた。味方にいてやりやすい助かる選手です」と2ゴールのヒーローから大絶賛されている。

主力選手の出場停止や疲労もあり、早い段階での出番となった山根。西村も話していたが、非常に冷静であり、今後は喜田、渡辺、岩田らに割って入れる存在として期待したい(データは『SofaScore』より)。

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