バルベルデ、カマヴィンガの気になる信用度 レアルで進まぬ黄金トリオのローテーション

先発の機会はなかなか増えないバルベルデ photo/Getty Images

ベテラン勢の疲労をどうコントロールするか

現在リーガ・エスパニョーラで首位を走るレアル・マドリードでは、FWカリム・ベンゼマやMFルカ・モドリッチらベテランの奮闘が目立っている。

そこで終盤戦への課題となるのがベテラン勢の疲労コントロールだ。2月からはチャンピオンズリーグ決勝トーナメントもスタートしており、そろそろ選手たちの疲労が気になってくるところだ。

スペイン『MARCA』が目をつけたのは、カゼミロ、トニ・クロース、モドリッチの黄金トリオで構成される中盤だ。彼らがファーストチョイスになるのは当たり前だが、指揮官カルロ・アンチェロッティはあまりターンオーバーを採用していない。

カマヴィンガもプレイタイムは増えていない photo/Getty Images

昨夏にはカマヴィンガも加えたが……

控えにはフェデリコ・バルベルデ、エドゥアルド・カマヴィンガの若手2人も控えているのだが、同メディアはアンチェロッティが2人を信頼しているのか分かりづらいと指摘している。

カマヴィンガは19歳と若いが、すでにフランス代表デビューも経験するなど実力は高い。レアルでも即戦力と計算していいはずで、カゼミロら黄金トリオに休息の時を与えていくべきなのかもしれない。

今のところカマヴィンガはリーグ戦でも555分間しか出番がなく、先発の機会はほとんど与えられていない。クロース、モドリッチ、カゼミロらに疲労の色が見える際には、もっとバルベルデとカマヴィンガを信用していくべきか。

3月9日に予定されているパリとのチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグは、中盤でカゼミロが累積警告のため出場停止となる。黄金トリオが崩れるわけだが、アンチェロッティはこの大一番へ向けてどう中盤を構築してくるのか。前線のベンゼマもそうだが、ハードな終盤戦を主力組のみで乗り越えるのは難しいかもしれない。

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