ウニオンを勝たせられる存在へ 移籍後初ゴールの原口元気は成長を止めない

移籍後初ゴールを決めた原口 photo/Getty Images

マインツ戦で今シーズン初得点を記録する

原口元気がブンデスリーガ第24節のマインツ戦で、ウニオン・ベルリン移籍後初のゴールを決めてみせた。ここまで4アシストを記録していたものの、得点が遠かった原口に待望のゴールが生まれたのだ。

今試合で3試合ぶりのスタメン出場を果たした原口は、7分に味方選手がボレーシュートで狙ったボールが相手の守備に当たって跳ね返ると、同選手がこぼれ球を詰めてゴールに突き刺さる。ヘルタ・ベルリン時代の2016-17シーズン以来となる5年ぶりのブンデス1部での得点を決めた。

昨季はブンデス2部のハノーファーで9ゴールを記録するなど、結果を残して評価されていた原口。しかし今季はそのパフォーマンスこそ高い貢献度を見せているものの、ゴールが遠く無得点が続いていた。結果を残すことでチームの勝利に導けるアタッカーになることができれば、彼の評価はさらに高まっていくだろう。

このドローでチームは3連敗を脱出した。原口が出場したアウグスブルク戦に敗れたウニオンは、その後同選手の欠場した2試合を落としてしまった。不在だった原口が、自身のゴールでチームの悪い流れを食い止めたとも言える。今後もチームを勝たせる選手になれるか、原口のさらなる進化が楽しみだ。

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