プレミア最多得点者も称賛するアルバニア代表FW ルカクらに満足していないトゥヘルの眼鏡にかなうのか

ローンで加わっているサウサンプトンで評価を上げるアルマンド・ブロヤ photo/Getty images

今季一押しの若手だ

今季はここまで9位と健闘しているサウサンプトン。マンチェスター・シティやマンチェスター・ユナイテッド、トッテナムといった上位クラブ相手に勝ち点を獲得しており、強豪クラブにも負けない強さを身に着けている。

そんなセインツの武器は若手を見つけるスカウティング力だ。2-0で勝利したノリッジ戦でも多くの若手がピッチに立っており、右サイドバックのティノ・リヴラメント(19)、センターバックのモハメド・サリス(22)、センターフォワードのアルマンド・ブロヤ(20)と主力の中にも20代前後の選手が目立つ。

ブロヤは今話題になっている選手の一人だ。チェルシーからのローンプレイヤーであり、今季はここまでプレミア、カラバオカップ合わせて8ゴールを決めている。主力としてはプレミア初挑戦だが、早くも適応しはじめている。

「ブロヤはゴールを狙う若いストライカーであり、プレミアリーグでの明るい未来を持っています」

ニューカッスルで長く活躍し、プレミアリーグの最多得点記録を持つアラン・シアラー氏が英『football.london』にてブロヤの印象を語っている。ここまで6ゴールと特別得点数は多くないが、ボックス内でのポジショニング、ポストプレイ、前線でのスペースの生み出し方などプレイのバリエーションの豊富さをシアラー氏はブロヤの武器であると説明している。

ブロヤはチェルシーからのローンプレイヤーであり、来季はトップチーム復帰が噂されている。今のチェルシーにはロメル・ルカクやティモ・ヴェルナーなど優秀なFWはいるが、頼りなさはある。そこでトーマス・トゥヘルは呼び戻しを考えているという。しかし、アーセナルをはじめブロヤを狙うクラブは多く、チェルシーの判断次第では来夏の人気銘柄になるだろう。

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