クラブ史上最年少でウェンブリーを経験 10代でリヴァプールの主力に成長するエリオット

今季大きな存在感を発揮するエリオット photo/Getty Images

18歳329日で決勝に出場した

リヴァプールはチェルシーとカラバオカップ決勝で対戦し、0-0からPK戦の末に勝利して大会を制した。今試合が行われたウェンブリースタジアムで、初めてピッチに立った若きMFがハーヴェイ・エリオットだ。

この試合はサブからスタートとなったエリオット。高い強度で試合が進む中、ユルゲン・クロップ監督が交代のファーストチョイスとして選んだ男が同選手だった。79分にジェイムズ・ミルナーとともに途中出場してウェンブリーに足を踏み入れる。

エリオットは高い足元の技術とテクニックで、世界最高峰の中盤を揃えるチェルシーに対して勇猛果敢に勝負を挑む。エンゴロ・カンテやマテオ・コバチッチらのプレッシングにも負けず、ボールをキープして能力の高さを披露した。

そんなエリオットに対し、試合前には英メディア『sportening.com』が「出場すればウェンブリーでプレイしたリヴァプールのプレイヤーとして史上最年少となり、主要カップ戦の決勝に18歳で出場した初めての選手になる」と伝えていた。18歳と329日で決勝の舞台に立ったエリオットは、そんなクラブの最年少記録も達成するなど、クイヴィン・ケレハーとともにチームの将来を期待させる経験となった。

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