アーセナルで大失敗も野望は消えず 33歳のベテランが目指す再びのセレソン入り

アーセナルでは成功できなかったウィリアン photo/Getty Images

目標はカタール大会

一部のベテラン選手と別れ、若手中心でチームを再構築する道を選んだミケル・アルテタ率いるアーセナル。この路線変更は今のところ大成功となっているが、チームを去ったベテラン組も闘志を消したわけではない。

今年のワールドカップ・カタール大会出場の夢を描くのは、昨夏にアーセナルとの契約を解除し、母国ブラジルの古巣コリンチャンスに戻った33歳のFWウィリアンだ。

ウィリアンといえばチェルシーで長く活躍した選手で、2020年にフリーでアーセナルへ加わったアタッカーだ。プレミアリーグでの経験も豊富だっただけに、即戦力としてアーセナルの力になってくれるはずと期待したサポーターも多かっただろう。

しかし、結果は散々だった。アーセナルでは全コンペティション合わせて37試合プレイして1ゴールしか挙げられなかったのだ。ベテラン組の中でも大失敗のケースと言っていい。

それでもウィリアンは前向きだ。今月17日に行われたサンベルナルドとの一戦ではPKから得点を記録。ブラジル代表でのプレイは2019年11月が最後となっているが、コリンチャンスでの活躍から今年のワールドカップ出場へ繋げる野望を抱いているのだ。

「次のワールドカップでプレイするのは僕のゴールであり、それが出来る能力はあると信じている。代表へ入れるかはピッチでの僕次第だ。上手くいけば、代表へ戻るチャンスは必ず出てくる。嘘はつけないからね。ワールドカップは僕の夢だし、もう一度国の代表になれるのは誇らしいことだよ」(英『FourFourTwo』より)。

今はセレソンにもレアル・マドリードFWヴィニシウス・ジュニオール、アヤックスFWアントニーなど若いフレッシュなアタッカーが入ってきており、33歳のウィリアンがここから序列を覆すのは簡単ではない。それでもブラジル国内で特大の結果を残すことができれば、まだ可能性は残る。果たして今年の国内リーグから代表監督チッチにアピールしていけるのか。アーセナルを離れ、コリンチャンスへ戻ったのは単なる挫折ではない。

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