今季は彼がマリノスをけん引? インターセプト「3」、タックル「4」と守備スタッツが際立ったダイナモ渡辺皓太

開幕戦では素晴らしいパフォーマンスで中盤を支配した渡辺皓太 photo/Getty Images

危機察知能力の高さと切り替えの速さをもつ

今季は彼が横浜F・マリノスをけん引する存在になるのか。開幕戦からそう思わせるパフォーマンスを披露したのはMF渡辺皓太だ。

東京ヴェルディの下部組織でプレイし、2016年にプロデビューを果たした渡辺。2019年からマリノスに在籍しており、今季で4シーズン目となっている。それでも、喜田拓也や扇原貴宏らからポジジョンを奪うことは難しく、昨季までは途中交代での出番が多かったが、今季はその扇原からヴィッセル神戸に移籍したことで開幕スタメンの座を掴んだ。

喜田と共にダブルボランチを任された渡辺が、開幕節セレッソ大阪戦で際立っていたのはトランジションの部分だ。

前がかりになった状態で危険な位置でボールロストすることになっても、渡辺が素早いファーストディフェンスを行い、ボールを奪取している。そこでボールを刈り取ることができなくても、攻撃を遅らせることで相手のカウンターを防いでいる。走行距離12.7km、インターセプト数3回、タックル成功数4回の守備スタッツはすべてチームトップの数字であり、危機察知能力と守備力の高さで存在感を見せた。

今後期待したいのは攻撃面での成長だ。マリノスはトップ下のマルコス・ジュニオールに中央からのゲームメイクをほとんど任せている。キーパスを3度記録するパスセンスやPKを獲得した切れ味のあるドリブルは見事だが、渡辺や喜田といったダブルボランチが攻撃に関与すればより厚みが出るといえる。

1月には代表に選ばれるなど、国内での地位を高めつつある渡辺。23歳とまだ若い選手であり、彼が日本を代表するダイナモとなる日はそう遠くはないのかも知れない(データは『Jリーグ公式』および『SofaScore』より)。

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