ユーヴェ、ローマ、ナポリ相手にネット揺らす決定力 35歳のジェコが失っていない勝負強さ

インテルの前線に構えるジェコ photo/Getty Images

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インテルは獲得して大正解

今季よりインテルに加わったFWエディン・ジェコは、ここまでリーグ戦で10得点を記録している。得点王を狙えるほどの点数ではないが、ジェコの場合は内容が素晴らしい。

アタランタ、ユヴェントス、ローマ、そして12日のナポリ戦と、上位を争う強豪とのゲームでネットを揺らしているのだ。古巣のローマ相手には今月8日のコッパ・イタリア準々決勝でも得点を奪っており、1月12日のイタリア・スーパー杯のユヴェントス戦でも得点に絡む働きを見せた。

伊『Calciomercato』も大一番での強さを絶賛する。ローマ時代には2016-17シーズンにセリエAで29得点を奪ったこともあり、当時に比べると35歳になったジェコのインパクトは薄いかもしれない。しかし、全盛期が過ぎたとしてもゴール前での勝負強さと冷静さは衰えていない。
一方で相棒のラウタロ・マルティネスが昨年末頃よりペースを落としており、得点数が伸びてこない。一層ジェコの貢献が求められており、同メディアもインテルがジェコの存在に感謝していることだろうと伝えている。

これからは優勝争いが白熱することに加え、チャンピオンズリーグ決勝トーナメントがある。インテルの相手は優勝候補の一角リヴァプールとなっており、難しいゲームになるのは間違いない。ラウタロやアレクシス・サンチェスはもちろんだが、大一番に強いジェコのパフォーマンスは終盤戦のカギとなっていきそうだ。

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