アウォニイの新相棒はもう見つかった? 2部で“21得点”に絡んでいた男が大暴れの予感

今冬ウニオンに加入したミシェル photo/Getty Images

クルーゼの代役はすんなり見つかるのか

今冬の移籍市場にて、前線で重要な役割を担っていたFWマックス・クルーゼが退団したウニオン・ベルリン。同クラブの攻撃陣では開幕からタイウォ・アウォニイが注目を集めていたが、その近くでサポートに入っていたベテランFWの貢献度は計り知れないものだった。そんな選手がシーズン途中に流出したとあって、シーズン後半戦におけるウニオンの失速を心配していた人も少なくはないだろう。

しかし、思いのほかクルーゼの穴は早急に埋まることとなるかもしれない。現地時間13日に行われたブンデスリーガ第22節では、今冬クルーゼと入れ替わりで加入したFWスヴェン・ミシェルが印象的なパフォーマンスを見せたのだ。

試合こそ0-3で敗戦してしまったものの、このドルトムント戦のミシェルは個人として決して悪くないプレイぶりを披露。前線でチャンスを作る動きには目を見張るものがあり、今後チームメイトとの連携を深めていけば十分にクルーゼの代役は務めることができると感じさせる部分を見せてくれた。味方の反応が遅かったこともあり得点には繋がらなかったが、35分にはクロスに対する絶妙な落としで決定機を演出。72分までのプレイで走行距離は9.68kmを記録するなど、新天地における先発デビュー戦で好印象を残したことは間違いない。
今季前半戦は2部のパーダーボルンで21ゴールに絡んでいたミシェル(14ゴール7アシスト)。得点力とチャンスメイク力に長けた新加入FWが、“アウィニイの新相棒”として暴れる日は近いかもしれない。

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