スプリントは両クラブトップの“38回” FW先発の明本考浩は川崎を走力で圧倒

走力で川崎を勝った明本 photo/Getty Images

江坂と2トップを組んだ

浦和レッズは川崎フロンターレと富士フイルム・スーパーカップで対戦して2-0と勝利する。2トップの一角として先発出場した明本考浩は、自身の持ち味である走力を活かして相手DFを翻弄した。

江坂任との2トップで今季の初陣に挑んだ明本は、後方でポゼッションを高める川崎に対し、前半から積極的にプレッシングをかけて簡単にボールをつながせず。豊富な運動量とそれを持続できるスタミナを武器に走力で川崎を圧倒した。

試合終盤でもスタミナは切れることはなく得点にもつながっていった。81分には伊藤敦樹のパスに抜け出すと、最後まで倒れずにボールをキープし、サポートに来た江坂へ預ける。今試合2ゴール目となる得点で江坂がゴールネットを揺らし、勝利を決定づける1点となった。

昨季は左サイドバックでレギュラーを掴んだ明本だが、FWやサイドハーフでもプレイして4ゴールを記録している。攻撃でも守備でも相手よりも多く走り切ることで存在感を示しており、今試合のスプリント回数は両クラブでもっとも多い「38」を記録。走力で浦和の勝利に貢献しているのだ(データはJリーグ公式より)。

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