セルティックは今後も日本市場を注視する? 価値が3倍に跳ね上がりそうな旗手に続くJリーガーは誰だ

旗手は即チームにフィットし、主軸となっている photo/Getty Images

先日は荒木の名前が挙がっていた

夏に移籍した古橋亨悟に加え、今冬の移籍市場では旗手怜央、前田大然、井手口陽介の3人がセルティックに加わった。井手口は怪我で出遅れ気味だが、旗手と前田は2人合わせて5ゴールの大活躍であり、今後にも期待できる。

「セルティックは財政的に裕福なクラブではないが、4人の日本人選手を獲得し、彼らはみな素晴らしい掘り出し物だった。この成功体験は印象的で、今後もセルティックが日本の市場に戻る可能性は高い」

このように今季のセルティックの成功を称賛するのは元アストン・ヴィラのガブリエル・アグボンラホール氏だ。ここまで欧州でそこまで注目されていなかった日本市場に目を向けたセルティックの手腕を高く評価しており、特に旗手に対しては今後彼の価値は今の3倍にもなると賞賛している。スコットランドメディア『67hailhail』によれば旗手は125万ポンド、前田は160万ポンド、井手口は80万ポンドで獲得されたと報じられており、古橋の460万ポンドを合計しても、825万ポンドと日本円にして13億円程度にしかならない。

アグボンラホール氏の予想が正しければ、今後再びセルティックが日本人選手を獲得することになるが、日本サッカーの発展につながる良い傾向だといえる。Jクラブも安売りは厳禁だが、海外でプレイすることで大きく飛躍を遂げた選手は多く、この流れは継続していきたい。特に日本代表では得点源となれるストライカーやサイドバックが人材難であり、セルティックに育ててもらうのも悪くない。鹿島アントラーズの上田綺世やさっそく富士フイルム・スーパーカップで活躍した浦和レッズの明本考浩は若く優秀な選手であり、海外移籍に期待がかかるプレイヤーたちである。

古橋ら4人が加わり、セルティックではブームになりつつある日本人の獲得。先日はセルティックの地元紙が鹿島の荒木遼太郎獲得を推薦するなど、盛り上がりを見せており、今後の動向に注目したい。

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