2年ぶりのキャプテン復帰ヘ 元同僚の想いも背負い西川周作がゴールを守り抜く

今季も西川の好守は見られるか photo/Getty Images

2020年以来となるキャプテン就任

浦和レッズは今シーズンのキャプテンに西川周作が就任したことを発表した。2020シーズン以来となる主将復帰となる同選手は、どのようにチームをけん引していくのだろうか。

西川にとって昨季は苦しい時期も経験した1年だった。3月には日本代表への復帰も果たした同選手だったが、ルーキーの鈴木彩艶が台頭するとJ1第13節から6試合スタメンから外れてしまう。

2009年からJ1で欠場した試合はわずか2試合のみと、毎シーズン正GKとしての立ち位置を死守し続けていた西川が、ベンチから戦況を見つめる。高卒ルーキーがゴールマウスを守る姿を見守ることは非常に悔しい経験だったはずだ。

そんな西川だが、夏場以降は再びスタメンを奪い返し、結果的には32試合に出場。今季は2020年以来の全試合出場を目指し、浦和のゴールを守り抜く。またキャプテンも同年ぶりとなる“復帰”という形で引退した阿部勇樹からキャプテンを引き継いだ。多くのベテラン選手が放出となった今季、彼らの想いも背負いながらチームをまとめていく西川の姿に期待したい。

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