キングカズ移籍の鈴鹿で注目集まる“東福岡コンビ” 全国制覇も果たした彼らが輝きを取り戻すか

高校選手権決勝でゴールを決めた中村 photo/Getty Images

2015年度に全国高校サッカー選手権で優勝

三浦知良が加入して話題となった鈴鹿ポイントゲッターズが、新たな戦力を補強した。鹿児島ユナイテッドから、中村健人と三宅海斗の獲得を発表。24歳と若いアタッカーである彼らがどのような活躍を見せてくれるだろうか。

中村は東福岡高校から2016年に明治大学に進学。下級生から試合に出場し、4年生時には総理大臣杯、関東大学サッカーリーグ1部、全国大学サッカー選手権の3冠を達成にも大きく貢献した。2020年の卒業後は鹿児島へと加入するも2年間で10試合1得点にとどまり、契約満了で今季から鈴鹿へ加入している。

三宅も東福岡出身のサイドアタッカーだ。卒業後は鹿屋体育大学へと進学するも2年生でドイツ4部のフォルトゥナ・デュッセルドルフのBチームへと加入する。2019年には栃木SCに加入し、Jクラブへ初の移籍を果たすと、2020年からは鹿児島へ入団し3得点を決めた。

ともに鹿児島では結果を残すことができなかった両選手。しかしどちらも東福岡出身で全国高校サッカー選手権大会で優勝を果たすなど実力の持ち主だ。決勝でも両者が得点を決め5-0と圧勝しており、二人のコンビがJFLで輝きを放つ可能性も十分にあり得るだろう。

決勝で全国高校選手権決勝ではFKを決めるなど高精度のキックを蹴り、パスでチャンスメイクすることができる中村と、サイドから積極的に仕掛けて得点も奪うことが可能な三宅。どちらも24歳と若く今後の個人昇格やJ復帰にも十分に期待が持てる。キングカズによる注目度も高まる鈴鹿だが、元東福岡コンビがチームを支える存在になっていくかもしれない。

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