最終予選4戦連発の伊東純也こそが“紛うかたなき日本のエース”だ 1ゴール1アシストでサウジ撃破に貢献

追加点を決めた伊東 photo/Getty Images

サウジアラビア戦でもスーパーゴール

日本代表はFIFAワールドカップのアジア最終予選でサウジアラビアと対戦。W杯出場には勝利が絶対に必要な中で、1ゴール1アシストの活躍で2-0と日本を勝利に導いた。

ベトナム戦から3戦連発の伊東は、この試合も右ウイングで先発出場する。先制点が欲しい日本は31分に伊東が酒井宏樹のスルーパスに抜け出すと、相手のプレッシャーをものともせず、爆速を活かしてクロスを上げる。このボールを受けた南野拓実がゴールネットを揺らし伊東が先制点をアシストした。

さらに1点リードで迎えた50分には、長友佑都のパスを受けた伊東が右サイドから右足を振り抜くとファーポストを突き刺して差を2点に広げた。伊東はこれで最終予選4試合連続ゴールとなり、前回大会で原口元気が達成した記録に並んだ。

ベルギーで順調にレベルアップを続ける伊東。先制点をアシストしたシーンなどスピードで圧倒的な存在感を見せ、守備でも積極的なプレッシングでチームに貢献する。さらに正確なシュートで得点を決めるなど、日本のエースと呼ぶにふさわしい活躍を見せた。

日本はこの勝利でまた一歩W杯に近づいた。3月にはオーストラリアとの直接対決を控えており、彼の5試合連続ゴールが生まれることに期待したい。

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