J1優勝も経験したFWがいまだフリー 得点力高きベテランストライカーの今季は

昨季は湘南で18試合に出場 photo/Getty Images

今季は湘南を退団した

2013年の最終節で2ゴールを決め、サンフレッチェ広島をJ1連覇に導いた男が現在フリーの状態が続いている。昨季限りで湘南ベルマーレを退団した石原直樹だ。37歳となった彼は今季、どのクラブでプレイすることとなるのだろうか。

石原は2003年に湘南へ加入すると、高卒ルーキーながら同年のJ2開幕戦でデビューを果たす。2008年にはJ2で41試合18ゴールを奪い、エースとして輝きを放つと翌年には当時J1の大宮アルディージャへと個人昇格する。大宮でも主力となると、2012年に広島へと移籍する。

2シャドーの一角として初年度から7得点を決めてJ1初優勝に導くと、翌年は混戦の優勝争いで、優勝には勝利が必要な中最終節で2得点を記録し広島のJ1連覇に貢献。その後、浦和レッズやベガルタ仙台を経て2020年に古巣の湘南へ復帰となった。昨季こそ無得点に終わったものの、2020年はJ1で27試合6得点を決めており結果を残しているFWだ。

173cmと身長は大きくないものの体幹の強さや身体の使い方がうまく、前線の起点にもなれるストライカー。裏に抜ける技術も高く、J2でも主力として得点力を見せられることだろう。すでに始動しているクラブも多い中で、J1優勝経験もあるストライカーの今後にも注目したい。

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