ようやく5大リーグでのプレイが見られる アズムンはソン・フンミンに並ぶアジア最高のFWとなれるか

来夏でのレヴァークーゼン入りが決まったアズムン photo/Getty Images

来季からチームに合流するようだ

韓国代表のソン・フンミンはいわずと知れたワールドクラスのアタッカーだ。現在は怪我で離脱中だが、トッテナムではイングランド代表のハリー・ケインと共に攻撃の核を担っている。スピード、テクニック、フィジカル共にトップレベルにあり、アジアを代表するアタッカーである。

彼に続く存在として期待されているのが、イラン代表のFWサルダル・アズムンだ。

ロシアで長くプレイし、現在はゼニト・サンクトペテルブルクに所属している同選手だが、来季からドイツ・ブンデスリーガのレヴァークーゼンの一員となるようだ。フリーでの移籍となり、契約は2027年までの5年契約と公式サイトで発表されている。以前から複数のビッグクラブから関心を寄せられていたアズムンだが、ようやく5大リーグへの挑戦となる。

アズムンはアジアにおいてソンに続くストライカーといっていいだろう。ロシアではコンスタントにゴールを決めており、一昨季は17ゴール、昨季は19ゴールの数字を残している。5大リーグではないが、ロシアリーグのレベルは高く、彼の実力の高さがうかがえる。

イラン代表FWは187cmの大きな体を生かした本格的なストライカーだ。得点を取るために動きはもちろんのことポストプレイで攻撃を活性化させることもできる。さらにサイドに流れればウイングのような突破も期待でき、レヴァークーゼンに獲得されたのも納得の実力の持ち主である。

22-23シーズンからようやく5大リーグでのプレイが見られるアズムン。ソンに続くアジアのストライカーとして成功を収める姿に期待したい。

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