直近のリーグ戦出場11試合では1得点のみ
シーズン序盤戦こそ破竹の勢いで得点を量産していたものの、インテルのベテランストライカーは一体どうしてしまったのか。好調時から一転して、ここ数カ月でゴールから遠ざかっているのはボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコだ。
昨夏ASローマから加入し、2021-22シーズンはインテルで見事にベルギー代表FWロメル・ルカクの抜けた穴を埋める活躍を見せていたジェコ。同選手がセリエA第9節終了時点で早くも7ゴールを挙げ、この上ない滑り出しを見せていたことは記憶に新しいところだ。
しかし、そこからジェコのゴールラッシュは突然終わりを迎えてしまった。第10節以降はなかなか得点を奪えない試合が続き、そこから出場したリーグ戦11試合で挙げたゴールはたったの「1」となっている。
そして、現地時間16日に行われたアタランタ戦でもゴールを奪うことは叶わず。積極的にポジションを下げて味方のビルドアップを助ける動きは機能したが、肝心のシュートはなかなか枠を捉えることがなかった。
任された仕事の多くをこなすことはできているのだが、なかなか最も重要な使命を全うできていない昨今のジェコ。はたして、ベテランストライカーは今後再びインテルでゴールラッシュを披露することができるか。ネッラズーリはどこからでも得点を奪えるチームだが、やはり決めるべき人は一定のゴールを積み重ねて欲しいところだ。