ドイツで覚醒した男にプレミアクラブ熱視線 レヴァに次ぐ16ゴール奪っているFWが大人気

レヴァークーゼンで得点を量産するシック photo/Getty Images

セリエAでは苦労したが

一度はイタリアで挫折も味わったが、ドイツでの再ブレイクをキッカケにチェコ代表FWは今冬プレミアリーグへと渡るのだろうか。現在、レヴァークーゼンに所属するパトリック・シックにイングランド行きの可能性が浮上している。

2017年夏に鳴り物入りで移籍したASローマではプレイした2年間で大きなインパクトを残せなかったものの、その後向かったドイツ・ブンデスリーガで一気に存在感を増すこととなっているシック。ローマでは58試合の出場でわずか8得点だったのに対して、19-20シーズンにレンタル移籍したRBライプツィヒでは28試合10得点、そして昨季からプレイするレヴァークーゼンでは54試合で24得点を挙げている。

そんなドイツで変わり身を見せたシックには、今冬移籍市場におけるプレミアリーグ方面からの関心が噂されている。英『90MiN』によると、現在はマンチェスター・シティやトッテナム、アーセナル、ウェストハム、エヴァートンといったクラブが彼の獲得に興味を示しているようだ。
身長191cmのサイズを活かしたボックス内での強さを武器に、今季ここまでブンデスでロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン・ミュンヘン、19ゴール)に次ぐ得点ランキング2位の16ゴールを挙げているシック。サンプドリア時代から見られた動き出しの鋭さにも磨きがかかっており、彼は今まさに覚醒のときを迎えている。レヴァークーゼンも魅力的なクラブではあるが、彼自身がステップアップを希望するのであれば今は悪くないタイミングだろう。特にウェストハムあたりに移籍することとなれば、長身のシックがどこまで通用するかは非常に楽しみとなる。

ブンデス屈指のストライカーに集まるプレミア方面からの視線。はたして、シックは今冬どのような決断を下すのか。チェコ代表FWには選択のときが近づいている。

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