クロップ監督も試合後に怒り露わ 前半のケインはイエローではなく退場すべきか

試合中も怒りを見せたクロップ photo/Getty Images

ケインのプレイはVARの介入なく

プレミアリーグ第18節でのリヴァプールとトッテナムの対戦では、アンドリュー・ロバートソンが悪質なタックルにより退場処分となるなど、激しい展開を繰り広げた。この試合でユルゲン・クロップ監督が判定について怒りを露わにした。

英紙『Sky Sports』でリヴァプール指揮官は、試合後のインタビューにてケインのプレイに言及。「ロバートソンはレッドカードを受けたが、あれは確かに良いチャレンジとは言えなかった。しかしケインのプレイも間違いなくレッドカードだ。ロバートソンの足が地面に着いていたら折れていたかもしれない」と、19分に見せたハリー・ケインのプレイへの判定に疑問を呈した。

ケインはロバートソンに対して足の裏を見せながらタックルしており、ロバートソンはジャンプすることで上手くかわすことができた。しかしクロップ監督のコメント通り、もしかわすことができなければ大きな怪我となっていた可能性もある。

似たようなプレイとしては、プレミアリーグ第9節のマンチェスター・ユナイテッド対リヴァプールで、60分にポール・ポグバがナビ・ケイタへ足の裏を見せてタックルを行った。元々はイエローカードの判定だったが、VARによってレッドカードに変更となり、ポグバは退場している。このシーンと同様にケインは足裏を見せてタックルしており、同選手は退場処分となっても仕方ないだろう。

19分と早い時間だったことで、カードの色も変わってしまったのだろうか。またはロバートソンがうまくかわしたことによって、タックルの危険性が見られなかったのか。VARの介入もなく試合は続行されたが、あの判定が両クラブ合わせてイエローカード8枚にレッドカード1枚という荒い試合になる火種を撒いてしまったのかもしれない。

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