1ゴール1アシストも77分にレッドカード 良くも悪くも目立ってしまったリヴァプールDF

逆転弾を決めたロバートソン photo/Getty Images

69分に逆転ゴールを決めるも

リヴァプールはプレミアリーグ第18節でトッテナムと対戦。2点ずつを分け合い2-2のドローで終了した。この試合で良くも悪くも目立ってしまったのがアンドリュー・ロバートソンだ。

1点を先制された状況でリヴァプールは、35分にロバートソンのクロスにディオゴ・ジョタが合わせて同点に追いつく。さらに69分にはトレント・アレンクサンダー・アーノルドの折り返しを頭で詰めて逆転に成功。74分にソン・フンミンにゴールを決められるものの、チームに勝ち点をもたらす大きな活躍を見せた。

しかし同点に追いつかれ、再び勝ち越しを狙おうとチームが攻勢に出た矢先の77分、エメルソン・ロイヤルへ悪質なタックルを行う。VARの末にレッドカードの判定を受けてしまった。人数が減ってしまい不利になったリヴァプールは、その後は最後までゴールネットを揺らすことができず、2-2のドローで終了する。

退場となり攻勢を仕掛けたいチームの勢いを消してしまったことは、この試合にとって大きなミスだっただろう。トッテナム・ホットスパー・スタジアムの熱狂に飲まれてしまったことも、タックルにつながってしまった要因と言える。

それでもサイドのスペースを有効な形で突き、2得点に絡んだ活躍も忘れてはいけない。攻撃面では今試合もチームにおいて高い貢献度を示しているのだ。前半の早い段階で1点ビハインドとなる中でも、チームを勝利に近づけるプレイを披露することができた。この点は評価に値すべき点だろう。

英紙『Liverpool echo』では今試合のロバートソンは10段階評価中の「6」とチームの平均値ほどだったが、2得点に絡みながら退場処分となった彼を指揮官はどう評価するだろうか。

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