バルサは“EL優勝候補筆頭”なのか ウェストハム、ドルトムントら読めぬ優勝争い

CLグループステージを突破できなかったバルセロナ photo/Getty Images

今季はEL決勝トーナメントにも注目が

昨季はマンチェスター・ユナイテッドがファイナルまで進み、その前はインテル、2018-19シーズンにはチェルシーVSアーセナルのプレミア名門対決が実現するなど、近年はヨーロッパリーグもかなり盛り上がっている。

今季もそうだ。最大の見所はバルセロナがチャンピオンズリーグ・グループステージを通過できなかったところにあり、彼らはヨーロッパリーグ決勝トーナメント参戦へプレイオフを戦うことになった。

バルセロナがプレイオフを制し、ヨーロッパリーグ決勝トーナメントへ上がってくれば面白い。タレント的には優勝候補の一角となるはずで、チャンピオンズリーグ常連だったバルセロナがヨーロッパリーグでどんな戦いを見せてくれるのか非常に楽しみだ。
英『FourFourTwo』は現時点での優勝候補をピックアップしているが、1番人気はバルセロナとなっている。

ウェストハムは上位クラブ倒す力持つ photo/Getty Images

ネームバリュー的にもバルセロナが優勝候補に挙がるのは仕方ない

他にはバルセロナと同じくチャンピオンズリーグ・グループステージ3位に終わったセビージャ、ドルトムント、アタランタ 、ライプツィヒ、そして今季プレミアリーグでも旋風を巻き起こすデイビッド・モイーズ率いるウェストハム、セリエAで優勝を狙える位置にいるナポリ、ブンデスリーガでも若手が躍動しているレヴァークーゼン。このあたりが優勝候補となるだろう。

攻撃力ならばドルトムントが面白い。ドルトムントにはFWアーリング・ハーランドが構えており、同メディアもヨーロッパリーグ出場クラブのレベルで抑え込めるストライカーではないと見ている。得点量産は十分に可能だ。

ライプツィヒは監督交代などでバタバタしているが、こちらも得点力は高い。チャンピオンズリーグ・グループステージではマンチェスター・シティ、パリ・サンジェルマンと同居する不運があったが、それでも3位チームの中では最多となる15得点を挙げている。36歳の新指揮官ドメニコ・テデスコの手で立ち直れば優勝を狙う力はあるはずだ。

1番クセ者感があるのはウェストハムで、モイーズ率いるチームは格上相手に戦うのが上手い。それこそバルセロナと対戦することになれば、正反対の特長を持つチーム同士の戦いとしてかなり注目されるだろう。派手な選手は多くないが、粘り強いウェストハムが渋い戦いでファイナルへ駒を進める可能性もゼロではない。

バルセロナ参戦によって例年とは異なる注目を集めるだろうが、ヨーロッパリーグを制するのはどこか。まずは2月に開催されるプレイオフから要注目だ。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ