ミランが今季出番のないバルサDFを獲得か ケアーの負傷でCBの補強必須

プレシーズンマッチに出場したウンティティ photo/Getty Images

今夏も放出候補だったウンティティ

今季バルセロナで出場機会のないサミュエル・ウンティティがミランへと移籍する可能性が浮上している。スペインメディア『SPORT』が報じた。

今夏も放出が噂されていたウンティティだが、買い取り先が見つからずにバルサへ残留していた。しかしシーズン開幕後もピッチで彼の姿を観ることはなく監督がシャビ・エルナンデスに変わっても、出場機会を得られない。

今冬の移籍も確実視され、イタリアへの挑戦となる可能性が高い。ミランのCBはシモン・ケアーとフィカヨ・トモリの安定したコンビが支えていたものの、セリエA第15節のジェノア戦でケアーが膝を負傷。年内の復帰は厳しいとされており、アレッシオ・ロマニョーリはいるが、さらなるCBの補強が必要となっている。

バルサでは出場機会がないウンティティだが、強靭なフィジカルと足元の技術を兼ね備えており、左利きのCBは希少価値が高い。2018年にFIFAワールドカップ決勝も経験しており、大舞台にも慣れている彼は、チームとして若いミランに大事な存在となる。財政面でも苦しいバルサは早急に売りたいと思っているかもしれないが、結末はどうなるだろうか。

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