敵将も称賛せざるを得ないパフォーマンス ウェストハムを支えるライスの現在地

ウェストハムで高いパフォーマンスを見せているライス photo/Getty Images

並外れている

今季も昨季同様に好調を維持しているウェストハムは、プレミアリーグ第13節でマンチェスター・シティと対戦した。21-22シーズンではカラバオ杯で既に顔合わせをしており、PK戦ではあるが、勝利を収めている。今季でだけでいえば相性の良い相手であったが、1-2と敗戦となってしまった。ボール保持率も31%とほとんどの時間でボールを持てず、チャンスを作ることができなかった。それでも、そのなかで存在感を示したのはMFデクラン・ライスだ。

チェルシーのアカデミーで育ち、ハマーズでプロデビューを果たしたライスは、ボランチにコンバートされるとその才能が開花し、イングランド代表にまで登り詰めている。リーズのカルヴィン・フィリップスとのコンビは鉄板であり、2022年に開催予定のワールドカップ・カタール大会でもスタメンとしてピッチに立つことになるだろう。

そんなライスは厳しいゲームとなったシティ戦でも中盤からチームをコントロールしている。この試合では激しいプレスに晒されることになったが、チームトップとなる39本のパスを供給しており、成功率は95%と驚異的な数字を残している。守備ではトマシュ・ソウチェクと共にこちらもチームトップとなる4回のボール奪取を成功させ、シティの攻撃を食い止めていた。推進力のあるドリブルも持っており、まさに獅子奮迅の働きであった。試合後には敵将であるジョゼップ・グアルディオラが英『BBC Sport』のインタビューにてライスを「並外れたプレイヤーだ」と称賛しており、世界的な名将からも認められている。

このように充実したキャリアを送っているライスだが、まだ22歳のプレイヤーだ。彼を狙っているビッグクラブは多く、ペップが率いるシティやマンチェスター・ユナイテッドのようなクラブが彼に関心を寄せており、来夏での移籍はあるのだろうか(データは『WhoScored.com』より)。

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