ミランで浮沈のカギを握る存在に? “家電配達員”から成り上がった30歳の苦労人

今季のミランで重要な存在となることが予想されるメシアス photo/Getty Images

今季ロッソネリに加入

2021-22シーズンここまでリーグ戦13試合を終えて、セリエAで2位につけるACミラン。首位ナポリとは勝ち点差で並んでおり、今季もロッソネリは開幕から好調を維持している。昨季は後半戦に息切れしてしまったが、今回は最後まで現在のペースを維持することができるだろうか。

それを占ううえで、重要となってくるのは準レギュラーの選手たちだろう。今季もミランは欧州コンペティションに参加しているとあって、過密日程をどれほどうまく切り抜けることができるかは今後のカギを握るはずだ。そのためにもレベルの高いローテーション要員は必須で、彼らがどれほどレギュラー陣と遜色なく活躍できるかは非常に大切となってくる。

そんな準レギュラーのなかでも、特に注目したいのはMFジュニオール・メシアス(30)だ。今夏クロトーネから買取OP付きのレンタルでミランに加入した同選手は、攻撃的な中盤やサイドのアタッカーを主戦場とするプレイヤー。印象的なのは高いドリブル技術で、彼は昨季のセリエAで2番目に多いドリブル成功数(105回)を記録している(データサイト『SofaScore』より)。そのボールスキルやプレイスキックの精度、決定力も含めて、実力は十分。彼が爆発すれば、ミランの前線はかなり余裕を持ってローテーションを組むことが可能となるはずだ。

加えて、メシアスはここ一番での勝負強さも備えており、現地時間24日に行われたチャンピオンズリーグのアトレティコ・マドリード戦(◯1-0)では値千金の決勝ゴールも挙げている。チームが苦しいときに活躍できる選手というのは貴重。こういった点から見ても、彼は今後ミランで浮沈のカギを握る存在となるかもしれない。

母国ブラジルからイタリアに移住してきてからしばらくは、サッカーと並行して家電配達員の仕事もこなしていたという過去を持つメシアス。はたして、つい2年前までアマチュア契約でプレイしていた30歳は、今季のミランでどこまでその存在感を高めてくるか。そのプレイからはこれからも目が離せない。

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