前回のW杯には出場すらできず 8年越しのリベンジに燃えるオレンジ軍団

攻撃の起点となるデパイ photo/Getty Images

2大会ぶりに出場のオランダ

FIFAワールドカップの2022年大会の出場を決めたオランダ代表。前回のロシア大会は本大会にすら進めなかった男たちが8年ぶりに世界最高峰の舞台へと帰ってきた。

オランダは攻守に豪華なタレントを揃える。特にディフェンスリーダーのフィルジル・ファン・ダイクは、リヴァプールでも守備の柱として活躍。昨シーズンは大怪我もあって離脱を余儀なくされたが、今季復活を果たすと、すぐにチームにフィットしており、プレミアでもトップレベルの安定感を見せている。

攻撃の柱としてチームの中心となる男が、メンフィス・デパイだろう。昨季はリヨンに所属し、リーグ・アンで20得点12アシストを決めたデパイは、今季バルセロナへ加入して攻撃の要に成長。オランダでも得点源となるのはもちろんのこと、攻撃の起点としても彼の輝きは非常に重要となる。

前回大会は過渡期を迎えていたオランダ。まさかの欧州予選敗退後、アリエン・ロッベンが代表を引退し、チームはルイ・ファン・ハール監督の下、勝負強いチームを作り上げてきた。2010年大会では決勝に進出するもスペインに敗れて準優勝に終わり、2014年大会でもベスト4でアルゼンチンにPK戦の末に敗戦。優勝まであと一歩だったチームが8年ぶりのW杯でリベンジを果たすことができるか。

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