ファーガソンが惚れ込んだDFも気がつけば“30歳目前” マンUで燻る男の未来は

マンUではしばらくゲームから遠ざかっているフィル・ジョーンズ photo/Getty Images

クラブを変えれば再生の道はある?

かつては名将アレックス・ファーガソンをして、「彼は将来史上最高の選手になれるかもしれない」とまで言わしめる存在だった。だが、2011年の加入から未だにマンチェスター・ユナイテッドで殻を破ることができていないのが元イングランド代表DFフィル・ジョーンズ(29)だ。

気がつけば、もう29歳。かつては次世代のディフェンスリーダーとして期待されていた男も、来年2月で30歳を迎えることとなってしまった。イングランド代表のワールドカップメンバーに2度も選ばれた経験を持ちながら、フィル・ジョーンズは周囲の期待に応えることができぬままベテランの領域に足を踏み入れようとしている。今季もいまだにトップチームでの出場はゼロ。依然として立場は厳しい。

しかし、そんなフィル・ジョーンズにも、再生への道は残されているのだろうか。英『Daily Mirror』によると、現在の同選手には先日サウジアラビア資本となったニューカッスル・ユナイテッドが興味を示しているという。ここ最近はマンUでまったく試合に絡めていないフィル・ジョーンズだが、ニューカッスルはそのポテンシャルを評価しており再生は可能と判断しているという。
ここ数年は試合に出れば凡ミスを犯すイメージもついてしまったが、本来備えている能力は非常に高いはずのフィル・ジョーンズ。素材は良いだけに、マンUでプレイするプレッシャーから解き放たれることとなれば、ここから彼のキャリアに火がつくことも可能性としてゼロではないだろう。

そしてなにより、マンUではこの先も彼に出番が回ってくる気配がない。であれば、プレイする環境を帰るというのはアリだ。ニューカッスル以外にも獲得に興味を持っているクラブはあるとされるだけに、元イングランド代表DFはそう遠くないうちにクラブを離れる決断を下した方がいいのかもしれない。

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