パス成功率は脅威の“90%超え” 横浜FMを支える左サイドの司令塔

左足でアシストを記録した photo/Getty Images

横浜FMの勝利に貢献

明治安田生命J1リーグ第35節で横浜F・マリノスとFC東京が対戦。ゴールラッシュとなった浜FMが8-0と大勝した。この試合で1アシストを記録したティーラトンは、左サイドから効果的なパスを何度も供給した。

今試合では左SBでスタメン出場した。47分にはティーラトンが左サイドでボールを受けると、高精度のクロスを入れる。中央で待っていた前田大然がゴールを決めて、ティーラトンは1アシストを記録。前田のハットトリックを導いた。

横浜FM加入後は、プレイスキックのキッカーやオーバーラップから攻撃の起点になるなど、チームの攻撃を活性化。今試合でもパス成功数でチームトップの「84」を記録すると、成功率も93%と高いデータを残し、左サイドの司令塔として君臨した(データは『SofaScore』より)。

チームは優勝こそできなかったが、今季も勝ち点を大きく積み重ねた。2019年に加入し、初年度にJリーグ優勝に貢献するなど、ティーラトンの活躍は非常に大きい。SBながら高精度のパスを供給するタイ代表の31歳が、横浜FMの左サイドを支えている。

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