レンタル先でまさかの“出場機会減” チェルシーの逸材MFに待ち受けていた試練

ノリッジでなかなか試合に絡めないギルモア photo/Getty Images

出番増を狙ってのレンタルだったが……

2021-22シーズン、チェルシーから他クラブへと武者修行に出た若手のなかで、最も大きな成功を掴んで帰ってくることを期待されていたのがMFビリー・ギルモア(20)だ。昨季まではブルーズの厚すぎる選手層に阻まれて出場機会を増やすことができていなかったものの、その才能はピカイチ。パスを散らす技術やポジショニングのセンスは十分にプレミアリーグでも通用すると評価されていただけに、このレンタルで彼が選手として大きくステップアップできると信じていたファンも少なくなかったはずだ。

しかし、そのギルモアは現在プレイしているノリッジ・シティで少し苦戦を強いられている。開幕当初こそトッテナムへとレンタルバックしたオリバー・スキップに代わる守備的MFとして起用されていた同選手。だが、チームが開幕からリヴァプール(●0-3)、マンチェスター・シティ(●0-5)、レスター・シティ(●1-2)といった相手に3連敗を喫すると、その次の第4節アーセナル戦でダニエル・ファルケ監督はギルモアを起用せず。第5節のワトフォード戦でこそフル出場を果たしたものの、以降は5試合連続で出番がない状況が続いている。

第9節こそ所属元であるチェルシーが対戦相手であったために契約の関係でベンチ外となったが、それでも現状ノリッジでのギルモアの立ち位置は非常に厳しいと言わざるを得ない。そしてどうやら、ファルケ監督も今後ギルモアを積極的に活用する気はそこまでないのか。ここのところ彼に出番を与えていないことに関して、同監督は現地時間29日に行われたEFL杯のリヴァプール戦後に「我々は他のクラブの選手を育てるためにここにいるわけではない」とコメント。厳しい見方を示している。

今季は出場機会増とさらなるレベルアップを求めてノリッジへと武者修行に向かったものの、思うように事が運んでいないギルモア。はたして、彼はこれからどのようにこの苦境を打破していくのだろうか。2021-22シーズンを停滞の1年にはしたくないところだが……。

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