バルサで“11戦1得点”なのにセレソン入り 悩める攻撃的MF選出に疑問の声続出

バルサで思うような結果出ていないコウチーニョ photo/Getty Images

チッチの判断は正しいか

29日、2022ワールドカップ ・カタール大会の南米予選へ向けたブラジル代表メンバーが発表された。

相変わらず豪華なメンバー構成だが、SNSで話題を呼んだのはバルセロナMFフィリペ・コウチーニョの招集だ。

代表監督チッチは以前よりコウチーニョを評価してきたが、今回の代表メンバーにもコウチーニョの名前が入っている。
とはいえ、今季のコウチーニョはバルセロナで11試合に出場して1得点0アシスト。セレソンにふさわしい成績かは微妙なところだろう。

ヴィニシウスは見事なパフォーマンスを見せているが…… photo/Getty Images

来年のW杯メンバーはどうなる

一方、今回の招集メンバーにはレアル・マドリードFWヴィニシウス・ジュニオールが選ばれていない。絶賛売出し中のヴィニシウスはレアルで9得点3アシストと見事な働きふりだが、今回はメンバーから外れることになった。

「チッチはバルセロナのゲームを見ていないのではないか」、「スタッツに関わらずヴィニシウスの方が良い」など、SNSではさっそく疑問の声が出ている。

左のウイングを主戦場とするヴィニシウスに対し、コウチーニョは中央でもプレイできる。ポジションが被っているわけではないため、チッチもそのあたりを判断材料としたのだろう。しかし、一部のファンはバルセロナで結果が出ていないコウチーニョを招集した判断に納得できていないようだ。

コウチーニョも能力は確かだが、期待に応えられるのか。カタール行きへコウチーニョも正念場だ。

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