C・ロナウドはチームにとって“劇薬” スールシャールの勝率はクロップをも超えるが……

マンUに戻ってきたロナウド photo/Getty Images

求められる早期の結果

チームにとってFWクリスティアーノ・ロナウドは劇薬だ。大きな戦力になるのは確かだが、ロナウドの加入は負担も大きい。

まず何より早期の結果が求められる。ユヴェントスでもロナウド加入でチャンピオンズリーグ制覇が期待されていたが、今夏ロナウドを加えたマンチェスター・ユナイテッドも復帰早々から勝利という結果のみが求められている。

英『FourFourTwo』もロナウド加入が重い負担になっていると取り上げ、マンUから若手育成路線が消える可能性もあると見ている。長期的なチームプランは二の次で、ベテランのロナウドが復帰したとなればタイトル獲得が絶対条件となるのだ。

今季は指揮官オーレ・グンナー・スールシャールが黒星を喫するたびに批判を浴びているが、1つ興味深い数字がある。

マンUを指揮するスールシャール photo/Getty Images

クロップとも遜色ない数字

就任から162試合指揮した時点での勝率を比較すると、スールシャールは現リヴァプール指揮官ユルゲン・クロップより優れた勝率を記録しているのだ。

クロップが162試合時点で88勝44分33敗で勝率54.4%だったのに対し、スールシャールは89勝36分37敗で勝率は54.9%。そこまで悪い数字ではない。

もちろんチームスタイルの部分なども考慮する必要があり、勝率だけですべてを判断すべきではないだろう。しかし、数字的にはスールシャールもまずまずだ。すぐに解任というのは酷かもしれない。

とはいえ、ロナウド復帰を決めた時点で指揮官に与えられる時間は少なくなってしまう。スールシャールには早期の結果が求められているわけだが、その期待に応えられるのか。

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