育成の名門ザルツブルクが生み出したNEWスター ミニ・ハーランド争奪戦は既に行われている?

新たなストライカーとして注目されているシェシュコ photo/Getty Images

多くの有望株を持つオーストリアの名門

アーリング・ハーランド、ダヨ・ウパメカノ、ナビ・ケイタ、サディオ・マネといった実力者を欧州に輩出してきたレッドブル・ザルツブルク。直近の大ヒットはハーランドであり、現在はボルシア・ドルトムントに所属しているが、来夏の移籍市場では多くのビッグクラブが獲得を目指す人気銘柄となっている。

そんな育成の名門として成長してきたザルツブルクの次のタレントとして注目されているのがFWベンヤミン・シェシュコだ。

スロベニア生まれのシェシュコは2019年にザルツブルクに加入すると、昨季はセカンドチームであるリーフェリングでプレイ。30試合で21ゴールを挙げ、見事トップチームへの切符を掴んだ。今季は10試合で3ゴールを記録。まずまずなスタートを切った。

FWであったパトソン・ダカがレスターへ移籍し、次なるストライカーとして期待されているシェシュコだが、既にビッグクラブは彼に関心を寄せているようだ。英『The Sun』によればレアル・マドリードはカリム・ベンゼマの後釜に、リヴァプールとマンチェスター・シティは新たな得点源として獲得レースに参加していると報じている。

既に欧州5大リーグからの獲得の噂があがるシェシュコ。18歳にして身長は既に193cmに到達しており、ドルトムントへ移籍したハーランドと比較する声も少なくない。実際にスピードや走り方は非常にノルウェー代表FWと似ており、報道ではミニ・ハーランドともいわれている。爆発的な得点力も重なる部分があり、今季の活躍次第ではハーランドに並ぶ可能性すら秘めている逸材だ。

早くも出てきたNEXTハーランド。ノルウェー代表FWを獲得するには多額の移籍金が必要とされており、彼を獲得するのであれば、まだお手軽なシェシュコ獲得を目指すのが賢いのかも知れない。

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