大迫勇也が見せたハイレベルなアシスト 日本を代表するセンターFWのタメの作り方

川崎戦で1アシストを記録した大迫 photo/Getty Images

神戸に先制点をもたらした大迫

ヴィッセル神戸は川崎フロンターレと対戦し1-3で逆転負けを喫する。しかしこの試合で先制点をアシストした大迫勇也は、技術力の高さを見せつけて得点を奪った。

試合が動いたのは12分、相手の裏に絶妙なタイミングで大迫が抜け出すと、付いていたジェジエウは、シュートを打たせないようにコースを切って守備に付く。ボールを持った大迫は一度右足で切り返して武藤嘉紀が飛び込むスペースを見つけると、そこに上手く飛び出した武藤へタイミングを合わせるパスを供給。武藤は触るだけでゴールとなり、レベルの高い先制点を決めた。

タメを作る上手さは日本でもトップクラスの大迫。武藤が少し遅れて入って来ると見るや、一度パスを出すフェイントでDFのタイミングをずらしてラストパスを出すというハイレベルなアシストを記録した。

今夏ドイツのブレーメンから神戸へと加入した大迫。日本代表でもエースとしてチームに君臨しており、得点への能力の高さは日本人選手でも随一だ。ただ神戸移籍後はまだ得点がなく勝利を決定づける仕事はできていない。それでもこれだけの貢献度をもたらすことは素晴らしいが、次は自身でのゴールも見たいところだ。

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