チェルシーにとって早くも踏ん張りどころか 今後の行方を占うユーヴェ戦

ユヴェントス戦の重要性を口にしたクリステンセン photo/Getty Images

ターニングポイントとなる可能性も

チェルシーは29日、チャンピオンズリーグのグループステージ第2節でユヴェントスと対戦する。この一戦は、同クラブにとって1つのターニングポイントになるかもしれない。

昨季半ばに就任したトーマス・トゥヘル監督体制のもと、2シーズン目を迎えたチェルシー。ビジャレアルとの激闘を制してUEFAスーパー杯の獲得、アーセナルやトッテナムといったロンドン勢に快勝、敵地で数的不利にもかかわらずリヴァプールとドローと、開幕から約1ヶ月ものあいだ公式戦で無敗をキープし、素晴らしいスタートを切った。

そんな中で迎えた25日のマンチェスター・シティ戦(プレミアリーグ)。チェルシーは苦しい展開の中で粘り強い戦いを披露するも、53分にガブリエウ・ジェズスに均衡を破られて0-1の惜敗を喫し、今季初黒星を喫した。そして、ミッドウィークに強敵ユヴェントスとの連戦だ。
セリエAで今季不調なユヴェントスとはいえ、油断できない相手であることは間違いない。マンC戦の敗戦を引きずらずに戦えるか、ユヴェントスを撃破して再び勢いに乗れるか。サッカー界ではちょっとしたこと、たった一つの連敗がキッカケで一気に調子を落とすクラブも珍しくはない。そういった意味でも、この一戦はチェルシーにとって、今季の飛躍を左右する重要な試合となるはずだ。

3バックの一角として、今季ここまで公式戦7試合に出場しているデンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセンも「ユヴェントス戦は挽回するのに最適な試合だ。初黒星を喫することは良いことではないけど、すぐに別の試合がやってくる。それもタフな試合がね。難しい試合になると思うけど、これは自分たちが求めるサッカーに戻るための絶好の機会だよ。敗北から立ち直るには、他の素晴らしいチームを倒すことよりも良い方法はないからね」と述べていた(クラブ公式サイトより)。

はたして、チェルシーは踏ん張りどころであるユヴェントス戦で勝利を収めることができるのか。

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