95%のパス成功率を誇るマンCの精密機械 フェルナンジーニョとの序列はひっくり返ったのか

チェルシー戦では大きく成長した姿を見せたロドリ photo/Getty Images

素晴らしいパフォーマンスを披露した

2019年にマンチェスター・シティに加入したMFロドリ。初年度からアンカーとして出場機会を得ており、フェルナンジーニョとの世代交代は成功かと思われた。しかし、昨季の終盤からミスを連発し、序列は再び逆転。戦術上カウンターを受けることの多いマンCではフェルナンジーニョが評価されることは必然であり、立場が怪しくなっていた。

しかし、そのフェルナンジーニョもコンディションを落としており、CLファイナルの再戦となったチェルシー戦ではロドリがアンカーに起用された。すると、後方からの見事な繋ぎでビルドアップに貢献。74本のパスを成功させ、95%のパス成功率を誇った。サウサンプトン戦では後方からの組み立てをペップは問題視していたが、ロドリの投入でその悩みは改善されることになった。

また、守備では正確なタックルで5回のボール奪取を成功させており、これはチームトップだ。後方からのロメル・ルカク、ティモ・ヴェルナーへのパスコースを消しており、相手の攻撃を停滞させている。

しかし、これは前線の守備が機能した限定的な活躍ともいえる。この試合ではフィル・フォーデン、ジャック・グリーリッシュ、ガブリエウ・ジェズス、ベルナルド・シウバのハイプレスが機能しており、ロドリとしても守備では狙いを定めやすかったはずだ。今後の試合でも継続した前線のプレスがあればロドリも安定して活躍することが出来るが、次節のリヴァプール戦ではどうなるか。

欧州王者相手にアンカーとして攻守に渡って大きな貢献を見せたロドリ。ここ最近では評価を下げていただけにこの試合での活躍は嬉しいだろう。今後はフェルナンジーニョとの併用になると予想されるが、今の序列を確立したい(データは『WhoScored.com』より)。

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